vbacするか悩む。後悔を避け反復帝王切開の選択した私のきもち

二人目の出産方法で、tolac(トーラック)するか、反復帝王切開を選ぶかでとてもとても悩みました。
結果として、二人目もカイザー予定帝王切開での出産を選びました。
私が迷った結果vbacせず、2人目の出産も帝王切開での出産を選択した理由を書いておこうと思います(*´∀`*)
目次
vbac(ブイバック)したいと思った理由
一人目を産んですぐのときは、帝王切開になってしまったことに後悔していたので、次は絶対vbacで自然分娩するぞ!と意気込んでいました。
理由としては、
自分が描いていた理想のバースプラン通りにいかなかった後悔
幼い頃から、TVや漫画、いたるところで出産シーンを見る機会がありました。
でも、そのほとんどが自然分娩でした。
私の中でも女性は、下から産むもの。という凝り固まった考えがあったんだな。と思います。
TVや漫画で見かけるシーンがだんだん自分の理想となり、そのとおりになりたい欲求が高かったのです。
緊急帝王切開になり自然分娩できなかった1人目
でも実際は、
緊急帝王切開になり、自然分娩できなかった。
「産み落とす感動」というものが味いたかった気持ちが大きかったんです。
出産後のまわりの心無い言葉
帝王切開は、陣痛がなくて楽だから良いね、とか
下から産めなかったの?とか、
まわりのささいな心ない言葉に傷つけられたこも理由の一つ。
帝王切開って楽なんでしょ?
保険降りるからいいじゃん♪
とか、励ました人からしたら励ましているつもりでも、傷つく言葉もあるんですよね。
また、
痛そう、可哀想だね、とか。
痛くない出産方法とかあるの?
子供産まれたから、おめでたいことなのに、何が可哀想なの?とかおもいました
経験してみたい気持ちからvbacをしたい気持ちが高まった
そんな中、産後すぐでしっかり休まないといけないのに、帝王切開 後悔とか、色々調べているうちにvbacを知りました。
vbacするなら、早めに動かないといけない。ということを聞き、
また後悔したくなかった私は、
vbacをした人にメールを送って、
情報を教えてくれないか?と頼みました。
このときはまだ産後一週間とかでした^^;
今思えばすごい行動力です。
今は産後すぐだから赤ちゃんをしっかり見てあげて
その方から、
今は、産後すぐだから、そう思うけど、今、赤ちゃんをしっかり見てあげて。
すると気持ちも変わってくるから
というようなお返事をいただき、
その当時は、なにそれ?あなたもvbacしたのでしょ?とか思っていました。
なんだか悲しいつらい気持ちになって胸が痛かったです
でも今は、
その方が言っていたことがよく分かるし、
時間が経って、いざ第二子を出産。というときには、vbacに挑戦したい!という気持ちはほとんど薄れていました
vbacをしないと後悔した緊急帝王切開後に選択した理由
結局は二人目の出産も帝王切開を選択しました
バースプランは思い通りにいかないことを知った
最大の理由は、
バースプランを過剰意識しすぎていた自分に気づいたから。
そして、「私の、今、一番大事なものは何か?」を考えたときに、おのずと帝王切開を選択しようと思いました。
長男くんが誕生して、育児書通りにいかないことが続く日々。
本を読んでも、人にアドバイスをもらっても思い通りにはいかない。
一人ひとり違う人なのだから当たり前で、経験でしか得られないものもあります。
妊娠・出産で思い通りにいかないことが当たり前なんだな、
と感じるようになったのです。
そして、いざ、本当に守りたいものができたときに、
私にとって一番大事なのは、
今、目の前にいるこの子と産まれてくる赤ちゃんを幸せにしてあげることだと思ったのです。
私のそのときの状況下では、vbacを選択するのがベストでした。
vbacの受け入れ産院がない
私が住んでいる地域では、vbacをしていう施設がないから、遠方にいかないといけない。
遠方にいけば、
お金のことはさておき、長男はどうする?という問題に直面します。
長男を遠方に連れて行くにはサポートが必要。旦那さんも、実家の両親も仕事をしている。
まだ2歳になってなかったので、ママと離れるには早い。
ただ、近くに信頼できる施設があれば、どう選択していたかもわからないです。
ブイバックすることによるリスクからの恐怖
一番の決め手となったのは、子宮破裂によって奥さんをなくした旦那さんの記事を読んだから。
古い情報なので、今ではもっと設備が整っていて、受け入れ病院も限られているので、どのくらい同じ状況に陥る可能性があるかは分かりませんが、
子宮破裂は、予期せぬことですし、実際に起こることなんですよね。
vbacについて、産院から聞いたり、文献資料や書籍を読んで私が知ってるかぎりのこともまとめてますので良かったら参考にしてください
私にとってvbacと帝王切開、どちらが後悔しないか?
どっちが、後悔しないか?を考えたときに、後悔する絶対値は、vbacのほうが私の中では高かったので、帝王切開を選びました。
私がvbacを検討していたとき(今から4年、5年前かな??)、vbac子宮破裂のリスクは100人に1人と言われていました。
100人に1人くらいだし。って見方もあるかもしれないですが、私は、100人に1人って、私が通ってた中学の学年全体くらいにの人数しかない。と思いました。
自分が顔を合わせたことのある人の中の1人って、結構確率高くない?と思いました
ここについては、それぞれの感覚だとは思いますが、私は、必ずしも私に起こらない。とは限らないよな、と感じました。
帝王切開になったことを受け入れられるようになってた
以前は、帝王切開になったことに対しての後悔が多く、産みの喜びを実感したい!と思ってました。
産みの実感がないと子供を可愛がれない?という不安
産みの実感がないと、子供を大事にできないのかな?といった不安もあったと思います。
でも、
母親になり、ママ友など他の人の出産体験を聞いたりする機会が増えるうちに、
出産方法なんて十人十色で、帝王切開をした方も多く、その多くの方が、子供としっかり向き合っている
私も、帝王切開で出産したからといって、子供を可愛がれないとかはない。
子供を大事にできるかに出産方法は関係ない
お腹を痛めて産もうが、自分の子を可愛がれない人も無碍にする人も居て
血がつながってなくても、目の前の子供をとても大事にする人もいて
出産方法なんて本当に関係ないのだな。と感じたんです。
「産みの喜び」は産み「おとした」喜びだけじゃない
産みの喜びというけど
「産み落とした」感覚はわからないけど
お腹から子供が出てきて、
初めて顔を合わせた感覚とオーラとか。
今でも涙が出てきそうな喜びって、これも産みの喜びなんじゃないの?と思うようになったんです。
こんなことを考えていたときに、私にとっての選択のベストは帝王切開だと思うようになりましたし、vbacの憧れなんぞ全くなくなりました。
vbacを否定しているわけではない。
親のエゴだ。とか、
子供より自分のほうがカワイイのか。
とか、
世間ではvbacを否定する人もいるけど、同じ状況に立ってみないとわからないこともありますよね。
私だって、環境が整っていて、信頼できる医師がいたらtolacしたかもしれないです。
切らないで済むなら、切りたくないって思うのは当たり前の気持ちだと思います。
だから、
vbacするから悪いとか、帝王切開にすべきだ、とかは本人やそのまわりの人が決めることだと思う。
でも、自分が今からしようとしてることには責任を持たないといけないから、しっかり調べるべきだと思います。
だから私は、この記事に書いたことをvbacを検討している当時、全力で調べたし、担当の医師の先生のお話なども聞きました。
コウノドリ2の4話は、vbacについての回なので、tolacする人の気持ち、医師の気持ちがリアルに描かれてます。
見てみるといいと思います。
見るならユーネクストがおすすめです。
初月無料で、600円のポイントがついてくるので、無料でも有料でもコウノドリ2の4話見れます。
vbacではなく帝王切開を選択した今の私の気持ち
反復帝王切開を選択して、さらにもう一人出産して、3人の子供の母親になった現在。
3回目の出産は切迫早産気味になったり、
3人目の帝王切開で卵管結紮を勧められたりしました。
それでも、今のところ、vbacをしない決断に後悔したことはないです。
今後、vbacしなかったことに後悔するときもあるかもしれないけど、今は毎日を子どもたちと幸せに過ごせている日々に感謝です♪
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