畳のカビを徹底的に防止する方法。掃除のやり方と予防対策も紹介

- 何度も掃除をしているのに、畳にカビが生える
- 和室の畳のカビが繰り返す
- 和室の畳がカビ臭い
- 畳のカビ防止したい
こんなことで悩んでいませんか??
和室の畳がカビ臭い原因は?で書いたように、和室のカビにはかなり悩まされました・・・
うちも今は解決したのですが、子供が赤ちゃんで、しかも小児喘息持ちだったので当時はよけいに気になって。
マメに掃除すればいいのかもしれないけど、表面はまだしも裏面の掃除を頻繁にするのって難しいですよね。
そんな中、ある対策を駆使してから、カビ臭やカビに悩まされることが劇的に軽減されたんです。
試行錯誤してたどり着いたカビの予防方法をシェアしたいと思います(*´∀`*)
目次
畳のカビを徹底的に防止する方法とは?
まず、我が家でカビを防止することで成功した理由からお話したいと思います。
それは畳の部屋の床材と畳の間に湿気がたまらない工夫をしたから。
具体的に言うと、床材のコンパネボードと畳の間に、新聞紙を敷き詰めました。
なんで、床材と畳の間に新聞紙を敷いただけでカビを防止できたかというと、そこにはカビが生える原因に関係しているので、まずはカビが生える原因についてお話しますね。
畳にカビが生える原因とは?
畳にカビが生える原因を簡単に説明すると、
畳の調湿がうまくいかなくなったことが理由にあります。
「畳は呼吸する」とか聞いたことないですか?
畳の素材であるい草は調湿することができます。
湿気を吸ったり、吐いたりして、呼吸するわけなんですね。
その「呼吸」が何らかの原因でできなくなり、湿気が溜まったことがカビが生えた原因になります。
「何らかの原因」については、別の記事で書いてますので良かったら参考にしてみてください。
畳のカビを防止するのに効果的な対策とは
話は戻りまして、
畳がカビが生える直接の原因は湿気が溜まったことということで、畳に湿気がたまらない工夫をすればいいということになります。
そこで、効果的なのが、新聞紙。
畳のカビに新聞紙が効果的な理由
新聞紙には湿気の吸湿効果があるんですよ。
なので、畳に吸収された湿気を新聞紙が吸ってくれるんです。
しかも、新聞紙のインキは虫が嫌うので、防虫効果もあります。
カビが生えると、ダニも発生しやすくなるんですよ。
予防できると一隻二丁ですね♪
畳のカビ防止は新聞紙以外でもある!
我が家は、新聞紙が一番手軽なので使っていましたが、予算に余裕があれば、炭シートや除湿シートだとより吸湿性に優れているので効果的かと思います。
こういうのとか
こういうのとか
畳に特価されている商品もあります。
新聞紙だとサイズが小さいので敷き詰めるのにどうしても時間がかかります。
こちらはサイズに合わせて注文できるので、比較的敷きやすいかと思います。
このカビ防止方法を試す注意的
新聞紙を敷く方法はとても効果的なのですが、ただ敷くだけでは予防できないんです。
なぜかというと、すでにカビがついてるから
カビは、増殖するし、増殖も早いので、まずはしっかり掃除することが大事です。
掃除の仕方も、水拭きはカビをさらに生やすからNG。
うちも知らない頃は水拭きしてしまったりで、カビをさらに生やしていたんだと思います。
掃除方法も大事なので、我が家がたどり着いた方法について紹介しますね。
畳のカビ掃除の仕方 もう生やさないための方法
我が家でやってみた畳のカビの除去方法を紹介します。
できれば二人以上でやったほうがいいと思います
で、まずはNG項目について知りましょう。
- 水拭き
湿気はカビの大好物です。
カビさんもっと来て♪って言ってるようなものなので、やめておきましょう。
- 掃除機でカビを吸う
掃除機からでる排気にカビが混じってさらに増殖。
掃除機も使うのですが、まずはしっかりカビを除去してから。
- カビの付着したものをそのまま再度使う
カビが付着したものを使うのもNGです。
これもカビを増やしにかかっているのと一緒です
3つのNG項目をお話したところで、手順を説明したいと思います(*´∀`*)
畳の表面のカビの対処の手順
必要なものは、新聞紙や除湿シート以外では、
- エタノール
- ボロ布(雑巾)
- 古歯ブラシ
ボロ布は雑巾でもいいのですが、一度使うとカビ菌がついてしまうので都度変えるのが望ましいと思うんです。
なので、使ってすぐ捨てられるボロ布がおすすめ。
1 畳をあげる
カビ防止には天日干しが一番なので、大変ですが畳を外します。
また、畳の表面にカビが生えているということは、畳の裏まで侵食している場合があります。
できれば、今後の防止にも、裏までキレイにしておいた方が後々楽になります。
畳の順番に注意!
畳には順番があるのでそのとおりにはめないとはまらないんです。
私もそれを知らずにはまらなくなって途方にくれました・・・
なので、紙に書き留めておくといいと思いますよ。
床材もしっかりケア!
畳にカビが生えていたなら、床材にもカビ菌が散っているのでこちらも掃除しておくのが無難です。
畳の裏に、目に見えるカビが生えている場合は、素早く全部にエタノールをかけると飛沫を防ぐことができます
2 畳にエタノールをスプレーして拭く
裏面、床材もしっかり掃除しましょう。
私は再発防止のため、ひたひたになるまでかけました~。
乾拭きなので、しっかりスプレーすたほうが拭き取りやすいです
そして歯ブラシなどで、畳の目に沿ってカビをかきだして、固く絞った雑巾でふき取ります
最後にもう一度エタノールをかけます
このときにキレイにふき取っておかないと、再度カビが生える原因になります
3 しっかり乾かす
消毒用エタノールの水分が残るとカビが生える原因になるので、しっかり乾かしてください
できれば日中、天日干しで乾かしたほうがカビが死滅してくれるそうです。
床の下地は、除湿器や扇風機でしっかり乾かします
扇風機は、風が外に逃げるように置くといいいですよ
4 干している間にバルサンを焚く(省略可)
畳をあげたついでにバルサンをしておくといいと思います
この工程は、抜かしても大丈夫です。
でも、カビはダニの栄養になっているので、カビがひどい場合はダニも発生している可能性があるので、炊いておくと安心です。
部屋の空気の入れ替えはしっかりしましょう。
5 畳と下地の下にもカビ対策を!
先程消化したシートや新聞紙を敷き詰めます
敷く前に、裏地のコンパネに掃除機をかけておくと安心です。
エタノールで除菌をしたことで、ダニなどの虫の死骸が発生してる場合があります。
ただ、カビを除去してから出ないと、カビを増やす原因になりかねないの注意です
6 畳を戻す
畳と、床のコンパネがしっかり乾いたら、順番どおりに畳を戻してできあがり!
カビ除去の作業中はマスク必須です!
一連の作業をしている間に、カビの胞子が、舞っている場合があります。
カビが繁殖していない間にしっかり拭いておくのがベターです
畳のカビ掃除にかかる時間について
畳の掃除は時間がかかるのを覚悟しておいたほうがいいと思います。
私も乾かすのを抜いても1時間はかかりました。
一番いいお昼の時間帯に畳を干すのが一番なので、朝から始めるのをおすすめします
もう生やさない!畳のカビの予防対策方法
カビが生えてからでは
・洗濯ものは畳の部屋で干さない
湿気が多すぎると、畳の吸湿作業が間に合いません。
畳の部屋での部屋干しはNG!
・部屋の換気をしっかり行う
カビが定着しないように換気して空気を入れ替えることが大事です
・半年~1年に一度は畳を天日干しする
天日干しの殺菌効果でしっかりカビを退治しておきましょう♪
梅雨が始まる前にするのが効果的です。
新聞紙を敷いている場合は、新聞紙の交換も定期的に行うことが大事です
・畳に直接家具やものを置かない
すのこや新聞紙を活用して、なるべく直接は置かないようにしましょう。
それができない場合は、たまに移動させて、ものを置いて場所を十分乾かしてあげましょう。
ですが、置いていたもの裏にカビが生えている可能性もあるので、できれば新聞紙などを敷いた方がいいです。
・畳の上に敷物は置かない
もし敷物を敷きたい場合はこまめに換気して、つねに畳の表面を乾燥させるようにしましょう
・除湿機や扇風機を活用する
カビは湿気の多い場所が大好きです。
湿気を増やさない工夫が大事です。
畳のカビを徹底的に防止する方法。掃除のやり方と予防対策も紹介 まとめ
今回は、
- 畳のカビ臭い原因
- 畳の掃除方法
- 畳のカビ対策
についてまとめました。
除去をするのは少し大変ですが、今しないと、カビ菌はどんどん増えて後戻りできない状況になることもあります(´;ω;`)
リフォームは簡単だけど、やっぱりお金かかるじゃあないですか。
対策できる間は、そのほうがいいのかな、と思うんです。
なので、重い腰をあげてやってみると、未来は明るいかもです♪
畳の対策はもちろんなのですが、根本的にカビを生やす環境を変えることも大事です。
こちらの記事では、湿気対策について書いています。
今年はもう遅いかもですが、知ってるだけでも違うと思うので良かったら読んでみてくださいね♪
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