夏のカレーの保存方法 冷蔵庫に鍋ごとや熱いまま入るのはあり?
夏のカレーの保存方法って悩んでしまいますよね。
カレーは二日目が美味しい!
カレーは寝かせると美味しくなる!
とは言うけど・・・
夏場は食材も痛みやすいしどうなの?と思ったりもしませんか?
また、夏場は食中毒なども増えるので、保存方法ってすごく悩みますよね。
でも、カレーって、
- 簡単で楽できる
- 栄養価も高い
- 子供もモリモリ食べてくれる
あつ~い夏の調理には欠かせないんですよね。
なので、保存方法に気をつけて日持ちさせたい。
でも食中毒などにはなりたくない!と思いますよね。
そこで今回は、
- 夏場のカレーの保存方法
- 夏のカレーを日持ちさせるコツ
- カレーを鍋ごと冷蔵庫や冷凍庫に入れるのはOKなの?
- カレーは熱いまま冷蔵庫に入れていいの?
という疑問についてまとめてみました!
目次
夏場のカレーの保存方法
夏のカレーの保存方法は、粗熱をとってから冷蔵庫や冷凍庫に入れて保存します。
カレーの常温保存は、食中毒の危険が出てくるのでNGです。
カレーの常温での保存がNGな理由についても記事をまとめています。
また、冷蔵庫や冷凍庫に入れる際は、
必ずあら熱をとってから、冷蔵庫や冷凍庫に入れるようにしましょう。
ただ、粗熱の取り方よっては菌を増殖させるので、夏場の冷まし方には注意が必要です。
というのも、夏場は温度が高く、粗熱が取れるまでに時間がかかります。
粗熱が取れるまでに時間がかかることで、「ウェルシュ菌」という菌が増殖しやすくなってしまうんですね。
ウェルシュ菌とは、カレーなどの煮込み料理に繁殖しやすい菌で、「食中毒を引き起こす原因」とされています。
なので、冷めるまで待つのではなく、早く冷ましてしまうのが、保存のコツです。
簡単にあら熱を取る方法を紹介します♪
1 水をはったボウルや桶に鍋を浸ける
2 かき混ぜながら、20度以下に冷ます
これだけ!
水をはったボウルに氷を入れると、より一層冷めやすくなりますよ(*´∀`*)
常温で放置して粗熱を取ることが一番手軽ではありますが、食中毒や早く痛む原因にもなるので、ちょっとだけひと手間かけて安全にカレーを食べるのが得策かと思います。
夏のカレーの保存期間の目安 どれくらい日持ちする?
冷蔵保存 2~3日
冷凍保存 一ヶ月程度
くらいとされています。
ただ、消費者庁のHP内では、
カレーや煮物などは、食べきれる量を作り、早く食べる。
やむをえず保存する場合は、小分けにして急速に冷却し、冷蔵又は冷凍する。
再加熱する際は、よくかき混ぜながら全体を十分に加熱する。
とアドバイスが書かれています。
なので夏場の場合は、できることならその日に食べる分を作るのに越したことはないですね。
でも・・・
忙しいし、まとめて作れたら楽!ですよね。
カレーを傷みにくくするコツを紹介しますね♪
夏場のカレーの日持ちさせる保存方法
カレーをタッパーやジップロックに入れて密閉してから、
冷蔵庫や冷凍庫に保存すると、空気に触れず日持ちがよくなります♪
日持ちのコツは、一回分ずつ小分けすること!
一回分ずつ小分けしておけば、酸化をふせぎ日持ちを長くすることができます♪
- 空気をしっかり抜いて密閉すること!
- 酸化を防ぐ
この2つがポイントです。
ただ冷凍保存する場合は、注意が必要です。
カレーを冷凍保存する場合の注意点
カレーの注意点は2つ
- 食感が変わりやすい食材を潰したり、取り除く
- シーフードカレーの場合、魚介を取り除く
この2つ。
冷凍保存の場合、
食感が変わりやすい「にんじん」「じゃがいも」などの具材を取り除いたり、小さく潰すようにすると、解凍した後も美味しく食べられます(*´∀`*)
シーフードカレーの場合、魚介類は痛みやすいので取り除くのがベターです。
ただ、カレーの具材の一部を取り除いたり、にんじんやじゃがいもだけをすりつぶすって大変じゃないですか?
なので我が家では、ジップロックに入れてその上から潰しています
ドロドロカレーになりますが、
焼き野菜や揚げ野菜やウインナーなどを乗せて、しっかり食感も楽しめるアレンジにしています♪
ちなみに揚げ野菜は、揚げ物は面倒なので、フライパンで揚げると楽。
1 フライパンに片面が浸かるくらいの油を引く
2 温まったら塩コショウと片栗粉をつけた野菜を投入
3 片面に焼き色がついたらひっくり返す
4 油を切る
これで絶品揚げ野菜ができますよ♪
ウインナーや鶏肉も一緒にあげちゃうと、ジューシーで◎です♪
ただカレーを解凍して楽したのに、ちょっと手間をかけたカレーに見えちゃいますよ★
その他、
- カレーうどん
- カレードリア
などにも使えるので、すりつぶしたカレーは意外と使いみち豊富ですよ。
カレーの解凍方法
冷凍カレーは、食べる前日に冷蔵庫で解凍し、電子レンジや鍋で加熱するとOKです。
凍ったっまのカレーをレンジでチン!してしまうと、表面だけ温まり、中は凍ったままのムラが出て味が落ちるので、オススメできません。
時間がない場合は、水を張ったボウルで溶かしてからレンジや鍋でチンするのがオススメ!
カレーを冷蔵庫に鍋ごと入れるのってアリ?
一回で食べ切れる量であれば、そのまま冷蔵保存でもOK。
ですが、夏場は一回で食べ切れる量でない場合、タッパーや密閉容器での保管がベターです。
鍋が密閉されているものであれば問題ないですが、空気穴がついていたり、空気が抜けやすくなっている鍋は酸化の原因になるので、痛みやすくなり、菌を増殖しやすいです。
我が家では、小さい加圧鍋で一回分保存し、あとはタッパーやジップロックを使うようにしています。
冷蔵保存の場合はタッパーが保存しやすいですよ。
タッパーにカレーを保存 色がつくのが嫌なときの裏技
タッパーにカレーがつくと取れないし困りますよね。
タッパーの変色を防ぐ方法を紹介しますね♪
めっちゃ簡単でタッパーにラップをかぶせて保存すると色がつかないですよ♪
我が家はいつもこの方法でカレーやミートソースなどの保存をしています。
タッパーをかけるときは、底・縁まわりにもしっかりラプがかかるように大きめにのせるのがコツです。
もしこの方法でも少量、カレーがついてしまった場合は、スプレータイプの漂白剤に半日ほど浸けるといつも取れていますよ。
カレーを熱いまま冷蔵庫に入れるのってアリ?
カレーを熱いまま入れるのは、絶対NGです(´;ω;`)
夏・冬関係なくやめておいたほうがベターです。
- 食中毒につながる菌が繁殖しやすくなる
- 他の冷蔵庫に入っている食材を痛める可能性がある
- 電気代がかかる
と3つのデメリットがあります。
特に夏場はなかなか冷めず、菌が発生しやすくなります。
夏場は先程紹介した、
水や氷水をはったボウルや桶に、カレー鍋を入れてかき混ぜながら冷ます
この方法で冷ましてから冷蔵庫に入れるのがベストです
また、
熱は、冷たい→熱いにうつらず、熱い→冷たいに伝わるんですね。
なので熱いものが冷めにくくなるし、他の食材の温度が上がって、腐りやすくなるというデメリットがあります。
それに冷蔵庫ががんばってくれるけど電気代もかかるし、後のことを考えると、ちゃちゃっと冷ましてしまうに越したことはないと思います。
夏のカレーの保存方法 冷蔵庫に鍋ごとや熱いまま入るのはあり?まとめ
今回は、
- 夏場のカレーの保存方法は、タッパーやジップロックに入れて密閉して冷蔵庫へ
- 夏場は氷水をはったボウルに鍋をつけ、かきまぜながら冷ますのが食中毒を防ぐコツ
- 一回分ずつ小分けするのが日持ちのコツ
- 夏場のカレーの保存期間は、冷蔵で2、3日・冷凍で一ヶ月
- 冷蔵庫に鍋ごとカレーを入れるのはOKだけど、食べきる量
- 熱いままカレーを冷蔵庫に入れるのは、夏も冬もNG
ということについてまとめました(*´∀`*)
我が家では、夏場のカレーの登場率は週1ペースです。
だってカレーって、冒頭にも書きましたが、簡単だし、栄養価も高いし、子供はモリモリ食べてくれるし・・・
適切に保存して、夏のカレーを美味しくいただきましょう(*´∀`*)
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