子供が義実家に行きたがる!義母になつく息子を取られると不安になったときの話

以前は子供が義実家にばかり行きたがるのがすごく嫌で嫌で。
行かせたくないし、
義母になつく息子を「お姑さんに子供を取られるんじゃないの?」と不安な気持ちになったとこが多々あります。
今では折り合いもつき、子供を義実家にお願いすることもありますが、以前のような気持ちになることはなくなりました。
今回は、
- 子供を義実家に行かせたくなかった理由
- 子供が義母になつく理由
- 子供を取られる・・・という不安をどうやって打ち消したか
- 義実家との距離のとり方
などを私の体験談からお話させていただきたいと思います(*´∀`*)
目次
子供が義実家に行きたがる・泊まりたがるのが苦痛だったあの頃の話
我が家の長男くんが義実家に行きだしたのが丁度1歳くらいのとき。
その頃は行っても2時間くらいだったのでそこまで何も感じませんでした。
お菓子をたらふく食べて帰ってくるのは気になっていたけど、「ゆっくりさせてもらって感謝」という気持ちでした。
ですが、息子が1歳半頃になると、義実家に行く回数が増え、2歳ころにはお泊りをするように。
その頃から少しずつもやもやしてきました・・・
義実家に行かせたくない・泊まらせたくないと感じた理由
いくつかあるのですが、
まとめていうと生活の必要最低限のことをしてくれない。ということです。
- 歯ブラシやお風呂など、生活の基本をしてくれない
- 好きなお菓子や肉だけを好きなだけ食べさせる
- おもちゃやお菓子をなんでも買い与える
- おむつを変えてくれず、肌荒れ
- 怪我をして帰ってくる
こんなこと理由がありました。
ですが、こちらは「預かってもらっている身」で、自分たちの中では基本でも、義両親の中での基本のことではないので押し付けはできないよね・・・と思ったんですよね。
なので「やって」とはなかなか言えなかったのですが、
歯ブラシ・食事・お風呂に関してはやはり気になるのでなんどか夫に話してもらいました。
ですが何度お願いしてもやってくれない・・・
病院で~・・・
保健師さんが~・・・
なんてお話をしましたが、聞いてはくれませんでした(´;ω;`)
わががまに育つのでは・・・と危機感も感じた
長男くん特有の特徴はあるかと思いますが、
しつけをしっかりしないことで、
- どんどんわがままでお金を大事に使わない
- 友達との関係もうまくいかない
- すぐにモノゴトから逃げてしまう
- 自分中心の性格になる
といった悪影響も出るのでは・・・とも思ったんですね。
自分自身も手探りで、未来のことに関しての不安がありました。
また、息子の性格について、義両親との関わりのせいにしてしまう自分もすごく嫌でした
子供が義母になつく・行きたがる理由
当時は、
私がキチっとしすぎているのかな?
義母さんのほうが母としての温かみがあるのかな?
なんてことを考えていましたが、今思えば全然そんなこともなく答えはとてもシンプル。
- 好きなことができる
- 時間のしばりがない
まさにこれだけです
好きなだけお菓子を食べて、
なんでも買ってくれて、
好きなだけゲームできて・・・
もし大人が同じ環境だったら、そりゃあ行きたくなりますよね?なつきますよね?笑
大人は経験から、「それではいけない」と理解できるけど、3歳、4歳、そこらの子供はまだそこまでは考えられません
年中・年長・小学生でもそこまで考えられないですよね。
孫と子供では感覚が違う!
人にもよるかとは思うが、孫と子供では感覚が違うと思うんです
私は自分の子供には、
- 虫歯で痛い思いをしてほしくない
- 好きなものを好きなだけ食べて健康を害してほしくない
- 遅くまで起きていて、次の日しんどい思いをさせたくない。
- お風呂に入らないことで湿疹やかゆみができていたら可哀想
- こけて青あざができて痛がっていたら可哀想
なんて思いがありますが、それは「親だから想うこと」なんですよね
おばあちゃんおじいちゃんが思う気持ちは、
- 孫の笑顔が見たい
- 孫の喜ぶ顔が見たい
- 孫に好きになってもらいたい
こんな気持ちのほうが優先されるのではないかと思います
また、子供の親は、「しつけ」をしないといけません。
だから自分たちくらい、甘やかせるだけ甘やかしてあげよう、という気持ちもあるのではないかと思います。
そもそも、目指すことが違うのだから、気持ちが交わるわけがないのかもしれませんね。
子供を義母に取られる!という不安を打ち消す方法
当時は、子供になつく義母をかわいがれない・・・と悲しい気持ちになったこともありました。
特別な日に義母のおうちに行きたがる子供に、「だったらばあちゃん家の子供になれば?!」なんて言葉をはなって子供の心を傷つけてしまったこともあります。
もういっそ、「この子を義両親に預けてしまおうか」なんて悩んだこともあります。
そんな私が、なぜ当時のつらい気持ちを乗り越えられたかというと、
「考えが変わった」という部分が大きいのではないかと思います。
子供は自分ではないと理解した
どこかで、
「自分たちで育てたのでなんで分かってくれないの?!気持ちが伝わらないの?!」という気持ちがあったんですね。
そもそも、生まれて数年の子供にそこまで考えることはできませんよね。
自分たちは「経験」や「成長」で、今があるけど、子供はそこまで脳も発達してないし本能のまま。
「好きなことしたい」
ごく単純で簡単な気持ちだったんですね。
その中で、
- 自分がこう思うからこうするべき
- 自分がこうだったからこうするべき
と自分の考えを知らず知らずに子供に押し付けてしまっていたのかなあ、とかんがえました。
たとえ、生まれて数年でも、手引きはしてあげても押し付けはしてはいけないと思ったんですね。
子供は子供、私は私だから、自分の意思で子供が動くことは今はいいかもしれないけど、先の将来、自立しないといけない頃に、「自分の意思」で行動できなければ困るのではないか?と思いました。
だからって、「手引き」はしてあげないといけないし、この子の親はわたし達で、「私たちが信じている道」を教えてあげることは大事なこと。とも思いました。
ただ、
今自、分が教えられることを、正しいと思う接し方をして何度も手引きして、
のちのち判断するのは子供なんだと思いました
子供を信じる気持ちを持った
どこかで、好き放題やらせてくれる義実家に子供をとられるんじゃないか?
義実家になつく「自分の気持ちを分かってくれない」子供に愛せるか不安
こんな気持ちが自分の心に宿っていました。
また、将来の子供へ不安もありました
でも、
義実家で甘やかされていたとしても、そこだけが子供の人生のすべてではない。
実際、いつもは自分たちと生活しているわけで、そこだけを切り取って見てはいけない。とも感じました。
本当の意味で自分のことを考えてくれているのは誰か?ということにきっと気づくときがくるし、
じいじばあばが甘えさせてくれた意味も理解できるときがくるし、
自分の子はそのことに気づける子だし、その力を持っている子だ。と信じることにしました
年追うことに環境は変わり色んな人との関わりが出てくる
- 幼稚園・保育園
- 小学校
- 中学校
- 高校
と子供は成長するし、その中で他者との関わりもでてきます。
その中で「義実家」がすべてではなくなります
「義母・義父」の考えがすべてではないし、どこの環境でも自分の立ち位置が同じでいれることはない。
と、だんだん分かってくると思うんです。
やはりそこには考える力が必要だから、私たちができることは、義実家に行くことにいやな顔をすることではなく、
- 自分で選択すること
- その選択に対しての責任
を持つことを教えてあげていけたらいいなあ、と思いました
自由に甘えさせてくれる場所も必要だと思った
無条件に好きなことができる・無条件に甘えられる
そういう環境も必要なのかな、と思いました。
人それぞれ「満足できる愛情の量」は違います。
ママが、自分の中で100%の愛情を注いでいても、
子供によって愛情がたまる大きさは違います。
なので、その子にとって100%のの愛情を注いであげれるかは分からない。
足りなくて喉が乾いているのかもしれない。
そんな中で、子供に愛情を更に注いでくれる人がいれば、その愛情の形は違ってもとてもありがたいことだな、と感じるようになったんです。
また、
自分の考え・義実家の考えも、
何年何十年、それぞれの生き方をしていて、どちらが正しいとかはないですし、
親の意見がすべてではない。
あらゆる人に関わるのも人生の経験だし、その中で、大きくなったときに、自分の中の「良い」が決まればいいのではないかと思いました
学ぶところもあると感じた
子供をしっかり育てたい!と思いすぎてときには厳しくしすぎてしまうときがあったり、
自分の気持ちを押し付けているのではないかな?と感じる部分も自分の中でありました。
そんな中で自由気ままにさせることは、自分の気持ちや子供の気持ちを楽にしてくれる一つの手段ではあるとも思うんです。
また、義両親も色んな経験をしてきての「今」なので、その中での接し方をしてくれていると思うんです。
だから、そんな義両親が悪いとは私は今は思わないです。
結局は一番はママ
どこにいっても結局は一番はママだと思うんです。
今、
「ママよりばあばが好き~」
と言っていても、
だけどやっぱりママが好き~♪
なんだと思うんですよ。笑
自分も言葉だけにとらわれず、自分のことも子供のことも信じよう!と思いました
義実家に行くルールを作ると適度な距離感を持てた!
だからといって距離感は必要だと思うんですね。
「自分の居場所」は家庭で、ルールも「家庭」というのは大事にしたいと思いました。
だって・・・
- 歯を毎日磨かない
- お風呂に入らない
- 好きなものを好きなだけ食べる
- ずっとゲームしてる
こんな大人になったら大変だもん!笑
物心ついてからはルールを決めた
お泊りに行くときは、
- 歯を磨く
- お風呂に入る
- 着替える
この3つの最低限はしよう!というルールを作りました。
もし、やらない場合は次の週は泊まらないことにしました。
「歯ブラシ」や「お風呂」をやらない選択をしたのは本人なので。
子供がお風呂に入りたいということで、お風呂に入れてくれる回数が増えました
着替えと歯を磨くのは自分でできます
まだ子供の物心がついていない場合は?
物心ついていない下の子に関しては、我が家の場合はよっぽどの理由がない限り泊まらせません。
連れてきてと言われたときは、
「歯ブラシをしないといけない・お風呂に入らないといけない・着替えないといけない」ということを夫にオブラートに包んでいってもらっていました。
それが難しいなら断るし、「してくれる」というときには連れて行くようにしています(*^^*)
意見は旦那さんにお願いしたほうがスムーズかと思います。
嫁の話は聞きたくない、というお姑さんもなかにはいらっしゃると思うんですね
悲しいこと・・・(´;ω;`)
その気持ちを変えようとしたって無理だから自分たちの対応を変えるしかないんですよね
頻度を決めた
- お泊りは週に1回まで
- 次の日がお休みでイベントがないとき
という決まりごとをしました。
頻度を決めないと、
「行きたい!」と駄々をこねる回数も増えるし、いつでもいけると錯覚してしまいます。
条件をつけることで、「行く!」「行かない!」の喧嘩が減りました。笑
子供が義実家に行きたがる!義母になつく息子を取られると不安になったときの話 現在は・・・
今は、
姑の家ばかり行きたがることも減りましたし、
行ったときも
- 歯ブラシ
- お風呂
- 着替え
はするようになってきました。
お風呂と着替えは正直、したりしなかったりですが・・・笑
私も「ご飯作らなくていいからラッキー」と気軽に考えられるようになってきました♪
ちょっと余談ですが、お姑さんがうちの息子を「自分が育てたようなものなのよ~」といつも言うんですよ。
正直、歯ブラシもお風呂も入れない、着替えもさせないのによく言うよ!!
と横流しの目で見てしまいます。笑
・・・と最後はぐちでシメてしまいましたが・・
参考になれば幸いです(*^^*)
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