厄年に災難に合うのはなぜ?良い意味もあるって知ってる?

厄年は、「災いが起こりやすい年」という認識が一般的かと思います。
ですが、なぜ災難が起こりやすいのか不思議ではないですか?
何で悪いこと起きるの?1年の初めから気分良くないじゃん!とも思いませんか?
そもそも厄年って何?何で気をつけるの?
と気になり
調べてみたところ、厄年の由来はいくつかあり、実は根拠がないという事実が。
ただ、災いが起こるとされている理由とそれに基づく根拠はあり、しかも良い意味もあるということが分かりました。
ということで今回は、
- 厄年の由来
- 災難が起こるとされている理由
- 厄年をポジティブに捉えさせてくれた良い意味
についてまとめました(*´∀`*)
目次
厄年の由来 災難が起きるって本当?
厄年のそもそもの由来は、陰陽師の教えが始まりであると言い伝えられています。
ですが、実は根拠がないのです。
たまに、「厄年なんて迷信だ!気にすんな!」って方いらっしゃいますよね。
そんなときに、「何を根拠に・・・」とか思っていたのですが、あながち間違いでもなかったという。
じゃあじゃあ厄年ってなんなんだ、ということで。
いくつか由来とされる説がありますので、それぞれ紹介しますね。
厄年は神社仏閣の役を果たす年
大厄(最も大きい厄年)とされるのは、
数え年で、女性は33歳、男42歳。
この時期は、昔の日本では、
家督を子に継ぐ(いわゆる跡目をつぐ)時期だったり、女性は子育てに一段落がつく時期だったとされています。
家庭での役割を終えて神社仏閣で役を果たすことのできる年齢「役年」を迎える年齢になる。
この頃は、
今でいう更年期や生活習慣が変わることで精神・肉体的にも変化が起きやすく不運に遭遇しやすかった。
なので、難を呼び込む行いを慎んで、平穏無事を祈る儀式として、厄年とし、厄祓いをする習慣があったという説があります
厄年は人生の節目という考え
年齢や肉体的にも人生の節目であることが多いことからきているという説。
女性は結婚・出産・妊娠が重なる時期だったり、
男性は大きな仕事を任されたり、身体も変わりやすい時期。
なので、健康や人生で気が緩んでしまい、不運の遭遇してしまうことがある。
そうならないためにも気をつけたほうがいいという考えもあります
厄年なんて迷信!説
信仰でも仏教でも占いでもなく、出どこ不明の俗説だという考えもあります。
男は42=死に
女は33=散々
の語呂合わせとも言われていますね。
日本の場合、神社仏閣によって数え・満年齢バラバラで最大2年ずれるんですよね。
1年違うとそれぞれ前厄・本厄が神社仏閣でも変わったり、2年違うと厄年と関係なくなったりします
厄年を本気で考える人にとっては大問題ですし、厄年の根拠としても成り立たないですよね(´・ω・`)
ちなみに世界の厄年は・・・
中国・韓国では干支の年が厄年で、韓国は日本以外で唯一前厄、後厄があります。
他にも、エジプトでは4年に1回厄年ですが、例外としてインドなどのヒンズー教は厄年なしとなっているそうですよ。
これを見ると、厄年の根拠についてかなり疑問が湧いてきますよね。
では厄年に不運が起こる人がいるのはなぜ?
上記の由来や言われの理由を見てみると、厄年なんて関係ないんじゃ・・・?という考えが浮かんできませんか?
このあたりは、「厄年」をどう考えるかによっても違ってくるのでなんとも言えませんが、
厄年という思い込みが不運の連続の原因にもなるのでは、という考え方もあります。
ちなみに私もこの説に賛成です。
厄年だから不運に違いない、とか
潜在意識として厄年だから悪いことがあるかも・・・
と思っていれば良くない選択が引き寄せられます
人生は山あり谷あり。
谷の時期って必ずあると思うんです。
大事なのは、その谷の時期をどう乗り越えるのか?っていう部分なのかと思います
なので、厄年だから・・・とネガティブに考えるのではなく、
ポジティブに「気を引き締めればうまくいく1年だ、と考えようと思いました。
あとは潜在意識がついてきてくれるか・・・笑
厄年の良い意味とは?
厄年は、良い意味もあるんです
厄年には、「厄」年ではなく、「役」年として考えると言った説もあります。
つまりは「役目の1年」と考える考え方です。
- 女性は19、男性25で一人前の大人
- 女性は37、男性は42で世の中堅として
- 女性は出産、子育てとしての節目の33代で
- 男性は60代で年長者として
それぞれ「お役を担ぐ」というポジティブな考え方です。
「役」として考えるか、
「厄」として考えるか。
個人的にはどうせだったら、気持ちよく過ごしたいので「役目の時期」と考えたいと思いました。
受け止め方でもかなり違ってきますよね。
だったら厄祓いは必要ないのでは?
「厄」でないのであれば、厄祓いは必要ないのでは?と思いますよね。
もともと厄祓い自体が、必ずしないといけないものでないので、必要ないと思えば必要ないかもしれないですね
ただ、「役目の年」を、気持ちよく過ごすために「今までの厄を払う」という考え方もできますよね。
厄祓いは、自分の気分を上げてくれるためのもの。と私は感じました
節目になる挨拶として、感謝のために神社に行くという考えで
「おかげでこうして参ることができたので挨拶に来ました。お導きありがとうございます。」
と感謝の気持ちで神社に挑み、良い気を頂きたい!
神社はパワースポットで、つまりは「ネガティブ」ではなく「ポジティブ」に考える場ですよね。
なので、「厄年だし嫌だなあ・・・」とダークな気持ちで行くと、良い気を吸収できないのでは?と思うんですよ。
それより、「役年の役目をしっかり果たそう。役目の年だから気をつけよう」という気持ちで参拝すれば、パワーをたくさんもらえそうではないですか?
厄年に災難が起このはなぜ?良い意味もあるって知ってる?まとめ
気分的にも悪いことが起こる気がしてしまうが、
あまり気にすると、どんどん悪い方に引き寄せられる。
そして連鎖が起こり
「厄年だから・・・」と考えてしまう原因となるのかなあ、と思います。
どんな考え方をしても、厄年とされる日々はやってきますし、過ぎていきます。
それなら日々を楽しく過ごしたいな~♪と楽観的に考えるのも一つの賢さかもしれないですよ♪
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