クリスマスにチキンを食べるのはなぜ?由来や歴史を簡単にまとめてみた

クリスマスのお食事と言えば、チキンを食べるのが定番だと思いますが、クリスマスはなんでチキンを食べるのか知ってますか?
ケンタッキーフライドチキンと関係あるのかな?
とか気になりませんか?
難しいことはさておきで、簡単に分かりやすくまとめてみました~(*´∀`*)
目次
クリスマスにチキンを食べるのはなぜ?
日本ではクリスマスの食事にチキンは今や欠かせない存在と言っていいと思います。
でも、欧米のほうではチキンを食べる風習がないそうな。
実は、クリスマスにチキンを食べるのは日本の風習なんですっ!
クリスマスを盛大に祝うアメリカでは、クリスマスには七面鳥(ローストターキー)を食べるんです。
では、なんで日本ではローストターキーではなく、チキンを食べるのでしょうか?
理由としましては、日本の歴史が深く関係してきます。
まず、アメリカの風習を日本に広めたのは、キリスト教の宣教師ザビエルというのは有名なお話ですね。
1549年のフランシスコ・ザビエルがキリスト教を日本に広めに来た際、初めてクリスマスが祝われたとさせています。
アメリカ式のお祝いを伝授する過程で、その当時、日本では、昔は七面鳥が手に入りずらかったそう。
で、アメリカでも七面鳥が手に入らない場合に鶏肉で代用していたので、アメリカ式のクリスマスのお祝いを鶏肉を使って再現。
そこから七面鳥より手に入りやすいチキンが、クリスマスのお祝いとして使われるようになりました。
クリスマスにチキン(七面鳥)を食べる由来とは?
では、そもそもXmasにローストターキー(七面鳥)を食べるようになった背景はどうなっているのでしょうか?
この由来については、実は明確には分かってなくて、有力とされる2つの説があるんです。
1つには、
1600年代、イギリスののピューリタン(清教徒)がアメリカを開拓する際、ヨーロッパのように羊や豚などの家畜を育てることができず、食べ始めた。
その経緯からお祝いの席で七面鳥を食べる風習が広まって食べるようになった説。
もっと簡単に説明するとすると、
いい島見つけたけど、何もないな・・・腹減った~死にそう・・・
この動物(ターキー)食べれそうじゃね?
食べちゃおう!
美味いじゃん!生き延びたーーーー!
こりゃ縁起がいい食べ物だぜ♪
て説。
もう1つは、
同じ時代、
イギリスからアメリカに渡ったピューリタン(清教徒)たちが、食をえられず困っていたので、先住民のインディアンが、食料を分けたり調達方法を教えてあげた。その中に七面鳥もあり、白人は生き延びることができた。
それ以来、七面鳥はお祝いの席で欠かせなくなり、ヨーロッパにも伝わり、クリスマスのメニューとしても定着した。
という説。
簡単に言うと、
お腹空いたよ…(´;ω;`)
困ってるの?これ食べてみな!
ありがとう!生き延びたよ!これは縁起のいい食べもんだ。
って感じでしょうか。
主に、後者のインディアンが贈った説が有力とされているようです。
個人的にも、インディアンが贈った説の方が、有り得そうな話だな~と感じました
クリスマスにフライドチキンを食べるようになった歴史
チキンの由来はわかったけど、
うちはチキンといえば、ケンタッキーフライドチキンを食べるものだと思っていたけど?
という方もいらっしゃいますよね。
というか私がそうで、、クリスマスのチキン=フライドチキンと長らく思っていました~!
クリスマスはケンタッキーのフライドチキンを食べるご家庭も多いですよね。
子供の頃もそうでしたし、夫の実家もクリスマスと言えばケンタッキーだったと言ってました(*´∀`*)
ではでは、フライドチキンを食べるようになったのはなぜでしょうか?
フライドチキンをクリスマスに食べる風習を広めたのは実はケンタッキー。
アメリカや宣教師とかザビエルとか実は関係ないんです。
チキン=ケンタッキーが広めたと勘違いしている方も多いそうですが、「フライドチキンを広めたのがKFC」というのが本当のところなんです。
ではでは、ケンタッキーがどう広めたのかと言うと。
クリスマスにローストチキンを食べる風習に目をつけたケンタッキーは、戦略としてクリスマスにフライドチキンを売り出しました
「クリスマスはチキン」の風習を「クリスマスはケンタッキーフライドチキンを!」と宣伝をしたわけです。
その頃、ちょうど、クリスマスパティーを家庭でするようになった時期と重なったこともあって、「手軽に食べれるチキン」として定着することに成功したケンタッキー。
みごと戦略が当たり、今のクリスマスチキン=ケンタッキーとなったわけです
この戦略を編み出した社員さんスゴイです!
ちなみに余談ですが、KFC(ケンタッキーフライドチキン)の日本上陸が1970年で、クリスマスキャンペーンは1974年から始まったそうな。
実はクリスマスケーキを食べるのもあの企業の戦略だった
余談ではありますが、クリスマスにケーキを食べる習慣も、実は日本の風習だったりします。
例えば、お寿司を海外で食べると、なんじゃこれ?となったり、中華を中国で食べると美味しくない。と聞いたりしますよね。
海外の方からしたら日本のクリスマスケーキもそんな感じだそうです。笑
クリスマスのケーキはもともとブッシュドノエルやシュトーレンなどなんですね。
でも日本では馴染みがないと言うことで立ち上がったのが不二家。
日本で馴染みあるケーキをクリスマスに打ち出しました。
つまりは、もともとのクリスマスの代表である、フライドチキン&クリスマスケーキは企業の戦略だったわけです。
クリスマスにチキンを食べるのはなぜ?由来や歴史とKFCとの関係とは?まとめ
- 日本でクリスマスにチキンを食べるのは、昔は七面鳥が入りづらかったから!
- ローストターキーを食べる理由は、アメリカ開拓の時代まで遡る
- ケンタッキーを食べるようになった理由は、ケンタッキーの戦略
- 余談だけど、クリスマスケーキを食べるのは不二家の戦略ですよ
ってことを今回はまとめました♪
もっともっと分かりやすくまとめるとすると、
- アメリカの先住民が七面鳥(ローストターキー)を食べて生き延びた。
- お祝いの場でローストターキーが食べられるようになった。
- 日本に広めたザビエルが、七面鳥が手に入らない日本で代わりにチキンで代用してお祝いを広めた
- チキンでのお祝いに目をつけたケンタッキーがクリスマスが今年もやってくる♪KFCのフライドチキンを食べよう!戦略を打った。→成功
- 今に至る
ということですね♪
個人的には、企業戦略が日本の風習を作るまでに至るなんてすごいなあ~と思いました(*´∀`*)
今回は、誰でもわかりやすいように簡単にまとめてみました。
参考になれば幸いです♪
コメントフォーム