子供にサンタはいると嘘つくことにモヤモヤ。信じさせないべき?

サンタクロースの存在を肯定すること。
それって嘘になるのでは?と思う方もいると思います。
お友達の小学高校学年の子供がついにサンタの存在に気付いたのですが、「ママとパパ、嘘つき!」と心を閉ざしてしまったようで(´;ω;`)
大人からすれば、「嘘ではないんだよ・・・」と思うけど、どう言語化したらいいのか難しかったりしますよね。
私自身、子供に説明するのも難しいし、自分でもモヤモヤするなあ…と感じていました。
が、ついにそのモヤモヤに終止符が打てたので、ここにまとめたいと思います。
子供にサンタの存在を伝えるのは嘘では?と少しでもモヤモヤしてる方は良かったら参考にしてください(*´∀`*)
目次
子供にサンタがいるというのは嘘になるの?
冒頭のお友達のお話もそうですが、自分自身でもモヤっとする部分がありました。
私自身、嘘をつくのがキライだし、子供にもついてほしくない。と思って子育てをしてます。
そんな中、ふと冗談を言ったときに子供が
「ママ、うそつき!」
と言ったんですよね。
で、「嘘じゃないよ~」と言いましたが、子供にはどう嘘じゃないのか理解できない。
したらパパが「ついていい嘘もあるよ」ってフォローしてくれたのですが、それがすごくモヤモヤして。
で、「大人が肯定的に使う嘘」である、サンタさんの存在について考えたわけです。
「サンタさんが子供たちにプレゼントくれている。これって嘘やん」思いました。
だって我が家のプレゼントをあげている正体は親である私達だもん。
子供には嘘はいけない。
でも、
大人は相手が傷つかないための嘘ならついていいんだよ。とも言います。
本当に??
だって、例えば浮気されて、ずっと嘘つかれてるとする。
浮気に気づかないほうが相手も傷つかない。相手のための嘘だから、ってなる?
それってめっちゃいややん。
そんな嘘をつくようなやつと一緒にいた自分が恥ずかしい。
と思ってしまわないかな、と思いました。笑
すると夫に「それは極端だ」と言われましたが、
夫も上手く説明できない。
いい嘘ならついていいの?
嘘でも?
と、モヤモヤモヤモヤしていたのですが、
一つの結論に至りました。
サンタさん≠嘘
サンタさん=ファンタジー(夢)
であるということ!
そもそも嘘という表現が違うな、と気づいたわけです。
私なりに思うファンタジーの定義としては、
嘘は、
相手を傷つけること→それを隠す
ファンタジーは、
相手を喜ばせる→それを隠す
いわば、サプライズですね。
こういう結論に至りました。
どういうことかというと、
先程の浮気の話の場合、「相手を傷つけることをしてそれを隠す」から嘘になるわけです。
ファンタジーの場合は、「相手を喜ばせたい。から隠す」である
この考えに至ったことで心がとても軽くなりました(*´∀`*)
子供にサンタを信じさせないほうがいい?
文献資料などでも、子供にサンタの存在を嘘つくことについては賛否両論なようですが、
サンタクロースはいないと言われて育った私からしたら、サンタのの正体は隠してほしかったと感じてます。
サンタの正体が親と知っていた私の小さい頃の話
幼少期、「サンタクロースはいない」と言われて育った私は、みんなのサンタクロースの正体は親だと知っていました。
でも、保育園とか小学校にいくと、まだサンタさんを信じているお友達もたくさんいて、いるいないって話になるわけです。
私は、サンタを信じているお友達がうらやましく感じたし、それだけご両親の愛情を受けているんだな~と感じました。
このあたりは、親御さんの考えそれぞれなので、愛がどうとかはわからない。でも幼心ではそう感じてしまったわけなんですよね。
なので、自分の子どもたちには、サンタクロースはいるんだよ。と話してます
サンタクロースの存在はメリットも多く、夢をもたせてくれるし、想像力も鍛えてくれると思うんですよ。
サンタの正体を隠すメリット
例えば、うちの子の場合でいうと、
サンタさんに手紙を書こう。
サンタさんのためにお食事を準備しよう。
とか。
あとは、会ったことのないサンタクロースの人物像や人柄を思い浮かべたり、
空想のサンタさんの絵を書いたり、
サンタがいる・いない、と子供たちで話し合ったり考えたり。
その一連の流れが、サンタクロースの存在のいいところなのではないかと思うわけです。
サンタクロースの存在を嘘をつくことで子供との関係にヒビが入る?
サンタが嘘になるか、という問題で一番気がかりなのがこちらの問題かなあと思います
ただ、一概には言えないんじゃあないかなあ、と思います。
その子によって性格も違いますし、育った環境も違う。
私のように小さい頃からサンタさんがいないと言われていた子にとっては、サンタさんは憧れの存在だったし、親にも「そんな嘘ならついてほしかったよ」って思ったりするんですよね
正解ってないんだろうなあ、と思う。
子供にサンタはいないと教えるときは
その子の性格にもよりますが、いつかは「プレゼントをくれるサンタの正体は親だ」ということに気付いてしまうこともあると思うんです。
そのとき、「お父さんとお母さんは嘘つきだ!」と悲しんでしまう子もいると思います。
その気持ちの裏側には、サンタクロースの存在を信じて、子供たちとのやりとりの間で「絶対いる!ママやパパが言っていたもん!」
と、ママやパパが嘘をつくわけない。と信じてくれていたからこそうまれる気持ちで、
そこで子供に「嘘とファンタジーの違いだよ」と言われても、分からない。
何言うてんねん・・・
と思ってしまうと思います。
なので、まだ気付いていない今から、できることもあるのかな。と思いました。
子供がサンタの正体に傷つかないためにできること
サンタクロースはママとパパではないと否定をしない
例えば、「サンタクロースはママとパパなんでしょ?」と子供に聞かれたら、「あなたはどう思う?」と聞き返し、一緒に考えてみてもいいと思います。
そこで、ママとパパじゃないんだよ、と言ってしまえば、子供はとても傷ついてしまうかもです
ただ、サンタさんは本当に存在するので、サンタはいるんだよ。というのは嘘にはならないかと思う。
サンタクロースはあなたを愛している人
プレゼントをくれるサンタクロースはあなたのことが大好きなんだよ、と伝えておくのも大事な部分なのかと思います。
否定も肯定もせず、
このことを伝えておけば、子供たちなりの気持ちで、色々な考えが湧いてくるのかなあ、と思います
気付いたときも、「あなたのことを大好きな人」って知っていたら、気持ちの整理もつきやすいのかな、とも思いました。
最後まで夢を突き通す
最後まで、物語をつきとおすのもありかなあ、と最近では思っています。
大人になったら、色んな意見を聞くでしょうし、嘘だとわかるかもしれない。
そんなときでも「夢物語を大切にしている大人」ってすごい魅力的だなあ、と感じますし、子供たちが気づいていたとしてもその夢物語に付き合おう、と考えるユーモアラスな子になってほしいなあ、とも思います
サンタの嘘について考えた結論
よく、子供に「嘘をつくな」とか、
嘘をついたら鼻が伸びるとか、
ワンピースのウソップの話だったりありますが…大人はどうなのでしょう?
と考えていました
「子供に嘘をつくな」と言いますが、
大人はサンタが実在してプレゼントをくれているって言う。
そこをつっこめば「ついていい嘘もある」という。
子供からすると、何やそれ!ってなると思うんですよ。
そこをしっかり「ファンタジー」であるという理解ができる状況であればいいなあ。と思います
もし自分の子供たちが、サンタの存在に気づき、「嘘つき!!」と親を罵倒して悲しくて辛い気持ちになったとしても、
自分で心の整理をして、
夢物語とした親心に気づいたり、嘘とファンタジーの違いを理解できる子になってほしいなあ、と思うのです。
サンタさんもそういう意味では、子供の「嘘の選別」のいい機会なのではないかあ、と思った今日このごろでした。
子供にぶっこまれたときの対応の参考になればと思います。笑
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